「心が晴ればれ法話集」本河聞光

はるか以前より、この世の中は科学や物理学が万能の世の中となりました。何をするにも、まずは科学や物理学等による「証明」が必要になりつつあります。科学や物理学での「証明」が出来れば信じましょう‼といわんばかりの感があります。また日常生活の中にも、この考え方が浸透している有様です。しかしながら、証明出来たら信じて、証明できないものは信じないという発想に、当方は不可思議を感じます。万能薬のように感じている科学や物理学、その他の学問にしても、それらの学問は万能薬ではなく、当然ながら出来ない事は数限りなくあるのです。そして学問では対応できない多くの事柄に対応できるのが「宗教」であると感じています。このことに気が付いてない方々が多くおられると思います。しかし、科学万能の時代ですので、これも仕方が無いと思います。無意識の中にある意識こそが、貴方様の良き人生を導いてくれるのではと思います。  訪問読経奉仕の「こころの菩提寺」 
本日のブログでは、たった一人で亡くなる場合を想定しての準備について少し記述します。さて年月の流れの中で、一人で亡くなる事は誰にでも可能性はあるのです。では死後にどの様な事務処理が必要でしょうか。例えば、病院で亡くなれば病院の退院手続き、死亡診断書の取得、入院時の入院代残金支払い、葬儀会社の決定と葬儀場の決定、搬送依頼、御遺骨のお届け場所の依頼、葬儀や法事の手配、自宅の遺品の整理依頼と場合によれば自宅の処分依頼、役所への死亡届の提出依頼、公的年金の資格抹消手続き、支給期間半ばの場合は公的年金の払戻し手続き依頼、健康保険の資格抹消手続き依頼、その他の未払い税金の支払い依頼等ですが、まだまだあります。これらの手続きを貴方様の死後に、確実に処理して下さる方を、元気なうちに時間のあるうちに情報を取り、精査して決定しなくてはなりません。内閣府の高齢社会白書(平成27年)によると、65歳以上の高齢者は、3、392万人となり、総人口に占める高齢者率は、26.7%になっています。情報を取り、準備して備えなくてはなりません。 「こころの菩提寺」本河聞光
「樹木葬」について少し詳しく記述していきます。この頃、「樹木葬」へのご質問が多くなってきました。先月も家族葬がございまして当方が担当させて頂きました。そのご遺族様からも「樹木葬」へのご質問を頂きました。さて「樹木葬」とは、墓石のかわりに樹木を使います。以前は寺院墓地、民営墓地で販売されていましたが、この頃では、公営墓地でも「樹木葬」を販売してきました。「樹木葬」には、おおまかに言いますと、御遺骨を個別に埋葬して、一定期間後に合祀するタイプと、それとは別に多数の御遺骨を、初めから一緒にまとめて埋葬するタイプがあります。前者は使用料が比較的高くなっています。後者は比較的お安い設定になっています。一般的に、どちらも年間の管理費はかからないものが多いです。この「樹木葬」はこれからも増えていくと思います。これまでの様に墓地を購入して墓石を立て、開眼供養をし、納骨法要をする様な一般的なお墓より、かなりの費用を軽減できるのです。また御遺骨を土に返したいという願いが、かなえられるのです。「樹木葬」に使用される樹木は、クスノキやさくら等が多用されています。「こころの菩提寺」 本河聞光
本日のブログでは、「埋葬方法が墓以外にないのか?」というご質問に対して記述していきます。この頃は「自然葬」という埋葬方法をよく聞きます。この「自然葬」は世界では昔から行なわれていた埋葬方法です。日本でも「自然葬」の理解がすすんできまして、本人の希望であればすすんでやりますという意見が高まりつつあります。この「自然葬」には、大きく分けて、大地に帰すタイプと、海に帰すタイプがあります。では大地に帰すタイプを説明いたします。大木を墓石の代わりとして、大木の周りに小さなカロート(御遺骨を納める小さなスペース)を数多く埋設してあるタイプです。カロートには、ふたり用もあれば、おひとり用もあります。一定期間の埋葬をしますが、のちに合祀となります。ポイントは、立派な墓はありませんということです。寺院墓地や民営墓地でも、このタイプが売れています。さて海に返すタイプですが、勝新太郎氏や立川談志氏の場合、ハワイの沖合に海洋散骨されたと聞いています。各界の著名人をはじめ、一般の人々の間でも昔から行われている埋葬方法です。見積もりを取り、内容の精査が肝要です。「こころの菩提寺」 本河聞光
現代の供養の形について記述します。さて墓とは故人を埋葬する場所であり、故人の霊を祀る場所でもありました。昨今は約4割の方々が墓地を持っていませんし、墓じまいも各地で行われています。墓地を買い、そこに墓石を建て開眼法要等をやりますとかなりの出費が予想されます。また墓を建てた後の管理費用がかかる場合があります。後継者と期待していた子供達も都会に出てしまうと、配偶者亡き後は「無縁墓」となります。昨今の極端な核家族化となった社会の中で、お墓を作るのをやめる方々も出てきました。その様な方々にアドバイスしたいのが「手元供養」という納骨方法です。故人の遺骨を粉砕して、各自がお気に入りの容器(小さな骨壺)に入れて、ご自宅に置いておく供養のやり方です。この手元供養の容器には、色々な商品が出てきました。例えば「アクセサリー型」には、遺骨をダイヤモンドに加工成型したものもあります。「フォトフレーム型」は、写真立ての中に、写真と少しの遺骨が入るタイプです。「オブジェ型」は、小鳥形の陶器の容器などがあります。手元供養の最大の利点は、亡き方と一緒におられる安心感です。「こころの菩提寺」本河聞光
この頃は、ご依頼主様のお宅に行かせていただいて、「さて勤行権式をいたしましょう」と思いましても、仏壇がない場合が多くなりました。昨今の住宅事情でかなりの様変わりをして、マンション住まいの場合、専用部分に仏間を設けるのは、まず無理ですし、仏壇を置くのも無理な場合が多いのです。あるデータによりますとマンション住まいの70パーセント以上の方は、仏壇をお持ちではなかったのです。では戸建てではどうかといいますと、半分以上の方々が、仏壇をお持ちではないというデータが出ていました。戸建てであっても、限りあるスペースの中での生活なので、仏壇の購入は無理なのかもしれません。では仏壇がない場合、ご先祖様をどの様にして祀ればいいのでしょうか。何も難しく考えなくていいのではないでしょうか。例えば、ワンルームマンションの場合なら、家具の上などの小さなスペースに、ご先祖様との仏縁を感じる品を置き、静かに手を合わせ、合掌、礼拝(らいはい)をすればいいだけです。そしてもし出来るのなら、毎朝、お水かお茶を手向け(たむけ)、炊立てのご飯を手向ければいいだけです。簡単ですよ! 「こころの菩提寺」 本河聞光
ご依頼主様のご自宅にお伺いして、勤行勤式の後によく聞かれる事柄について記述していきます。その話というのは、つまりお葬式の費用についてのご質問です。お葬式の費用の全国平均は、約200万円弱です。(この費用は年々下がり傾向にあります)この費用をもっと抑えた葬式が出来るのか?というご質問が多くなってきました。世の中の景気の先行き不安感が大きく影響しているのではないでしょうか。また高齢化した社会ですので、お亡くなりになる方の、ほとんどが高齢者様になります。ですので社会との関係性もすでになくなり、以前のような家単位のお葬式を執り行う意味がなくなってしまったのかもしれません。そこで、一つの解決策としてお勧めするのが「直葬」です。寺院関係者は「じきそう」と読みます。一般の方々は多分「ちょくそう」と呼ばれると思います。「直葬」とは、お通夜やお葬式もしないスタイルの葬儀となります。費用としては、約10万円からといったところです。現代の極端に核家族化した世の中で、後に残ったご遺族様の経済的負担をできるだけ軽くする事は大切な事です。 「こころの菩提寺」本河聞光
「昨今のお葬式事情」について記述していきたく思います。当方にご相談いただく相談内容で、多くなってきているのが「一人暮らしのご高齢者様がお亡くなりになった場合に、知人友人がおられない場合、どの様にしてお葬式をするか」というご質問です。本日は、このご質問について記述していきます。まず喪主がおられなかったら、自治体がご遺体を引取り埋葬いたしますので、ご安心下さい。ご自宅で誰にも看取られずにお亡くなりになった時には、警察による検視がされます。ご遺体はその後に火葬となります。現代は「お一人様時代」となっていますので、元気なうちに「死後事務委任契約」をしておいたらいいのではないでしょうか。この契約は、司法書士や行政書士等の方々と生前にかわす契約で、契約の中で「喪主はこの人」と書いておけます。例えば、司法書士や行政書士に喪主を頼む事も出来ます。また、その契約書の中に、項目を詳細に入れておき、遺品の整理、葬儀の支払い、保険、年金、金融機関等への届け出、納骨の代行、住宅の処分の代行なども書いておけます。元気な早い時期に、情報収集をして備えていきましょう。「こころの菩提寺」 本河聞光
「昨今のお葬式事情」を記述していきます。つい最近まで葬式は自宅で行うものでした。しかし現代ではマンション住まいの方も多く、葬儀場での葬儀が多数を占めるようになりました。そもそも自宅での葬儀の場合、お棺の場所、祭儀壇の場所、接待の部屋等の多くのスペースが必要となり大変です。しかも葬式は簡素にという時代の流れもあり、最近は葬儀場を借りて、故人を家族知人だけで見送るという「家族葬プラン」がメインとなりました。この「家族葬プラン」の場合、親密な方々だけが集い、お別れの時間を自由に使えるので人気となっています。本日のブログの最重要ポイントですが、家族葬で無宗教で葬儀を行う事も出来るので、檀家でないのなら(檀那寺がないのなら)、無宗教の葬儀にしたら寺院への費用、お布施、懇志等の支払いが不要となります。しかし、古くからのしきたりが残っている地域もあり、違和感を感じる方々もおありでしょう。しかし、時代の流れとしては、ご遺族様に経済的負担をかけない方向へと向かっています。大切なのは、ご遺族様への経済的負担をかけない事と、故人様の生前のお気持ちでしょう。「こころの菩提寺」 本河聞光
Blog№18で、昔の村社会の力が健在であった頃の事を書きました。「葬式組」は、相互援助のシステムであり、費用がほとんど掛からなかった。しかし現代の日本では核家族化が進み、「葬式組」は消え去りました。その代わりでてきたのが葬儀会社です。葬儀会社は、遺族に代わり、ご遺体の搬送、納棺作業、ご遺体の安置作業、会場の設営、お通夜の段取り、告別式の段取り、荼毘所(だびしょ、火葬場の事)の段取り等々の作業を進めてくれます。ところで、この頃は病院でお亡くなりになるケースが多いですが、病院から紹介された葬儀会社に決めなくてもいいのです。病院に気兼ねしないで、貴方様を含めたご遺族様で決めるべきです。皆様で話し合って、信頼のできる葬儀会社に決めるべきです。例えば、ご遺体の搬送と安置だけしてもらい、その後ご遺族様全員で、葬儀会社を決定してもいいのです。数社に見積りをとり、比べてから決定するのですが、ここで重要なのは、「見積書の内容に必ず項目と単価を詳細に書いてもらうこと」です。総額の見積書では、内容を見比べることが出来ません。気を付けて! 「こころの菩提寺」 本河聞光

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